住職ブログ
2026年10月17日
みちを灯す余白
9月26日の長善寺みちの夜市が終わり、気づけばすでに10月も半ば。
少しだけ振り返ると、、
始まりから終わりまでずっと降り続く雨にも関わらず、足を運んでくれた人々と、出店者のみなさまにまず感謝を申し上げます。

雨のおかげで「余白」が生まれました。
この場を待ち望んでくれ、何度も来てくれ、その時間を心地よく座ってくれていました。子どもたちも各々が好きなように思うがまま過ごしていました。ボランティア・キッズボランティアのみなさんも主体的に役割を担ってくれました。
それは夜市に集う人たちの声がひときわよく聞こえ、ひとりひとりの姿がよく見えたから気づけたのでしょう。余白、大事です。
今回の夜市では「灯す」ことをキーワードにして、来場者の人たちにもロウソクの献灯ができる場を設けました。大切な人に向けたメッセージも書き添えます。
そして、ある時間に本堂と境内、屋外の出店の電気を全て消してロウソクの灯火と向き合い、手を合わせました。
日常の動きとはちがう立ち止まる時間を安心して持てるのがお寺という場の力です。
普段の生活スピードでは見落としたり、どこかに置き忘れてしまった何かと思わず出くわして立ち止まるのが「長善寺みちのマルシェ」の本来のすがたです。
長善寺の真ん中には阿弥陀如来という仏様がいます。その阿弥陀さまに向かって手を合わせる時間をご縁ある人たちと持てたことも夜市において大切な時間でした。
次回の長善寺みちの朝市は2027年5月を予定しています。朝市はいのちを祝う場となります。
来春にまたお会いできるのを楽しみにしてます。ありがとうございました。