長善寺について

どんなひとにも どんなことにも
ともに「かぶく」寺

ひとりひとりの 生老病死と寄りそう

ずっと地域の人たちの拠りどころとして息づいてきたお寺です。
ひとりひとりの人生の安心の居場所となれるよう、 400年という年月をかけて長善寺は育まれてきました。
静かな時間の中に居たい方、誰かと安心して語り合いたい方、 多くの人たちと一緒にわいわい遊びたい方、ただ仏さまと向き合いたい方。
それぞれの想いとつながっていき、寄り添っていけたらと願っています。
そして世間にとらわれ過ぎず、貴方らしい人生を送れることを このお寺では「かぶく」と呼んでいます。
長善寺はみなさんと一緒に育っていくお寺です

住職の写真

蒲池卓巳(がまいけたくみ)

1980年生まれ。早稲田大学大学院修了。同朋大学別科を経て入寺。2017年に第26代住職となる。子供の頃から祭りや民俗芸能に関心があり、お寺で落語会、猿回しなど地域の方々にも喜ばれる企画を日々考えている。

歴史

由緒

  • 長善寺は初め心養坊と号し、天文8年(1539)僧顕了によって開基。顕了は、織田信長の家臣林通勝の弟であった林新九郎です。その後、正保4年(1647)に木仏本尊阿弥陀如来を安置して峰光山長善寺と寺号を公称、京都東本願寺直末となりました。現在は、放光山長善寺と称しています。

佐々成政と太郎庵

  • 佐々成政(1536?-1588)は安土桃山時代の武将。織田信長に仕えて、後に富山城主や隈本(熊本)城主になりましたが、秀吉によって摂津尼崎で自刃させられました。名古屋市西区比良に城址があり、末裔の一族が長善寺の古い門徒になっています。太郎庵(1683~1763)は尾張の有名な茶人。墓石が寺境内にあります。

地域に開かれた寺院 として活動

  • 門信徒の報恩講などの行事の他、落語会・音楽会・芝居などを随時行っています。各種研修会や子ども食堂の会場としても開放しています。

法宝物

  • 阿弥陀如来木像(正保4年・1647)、親鸞聖人御影(慶長9年・1604)、蓮如上人御影(正保4年・1647)、金泥放光十字名号(南北朝期)、六字名号(実如上人筆)他。

歳時記

4月第2日曜日

  • 永代経

    永代経は、血縁や地縁に関係なく誰もがひとしく亡き方、先祖をお参りする場です。長善寺が存続する限り続いていきます。また、このご縁を機会に仏教の教えに触れ、聴聞する行事でもあります。

9月23日頃
(20日〜26日の日曜日に開催)

  • 秋の彼岸法要

11月第2土日曜日

  • 報恩講

12月31日23時50分〜1月1日0時30分過ぎ

  • 除夜の鐘

    年の瀬最後の時間は、来し方、行く末を握りしめて鐘を撞きにいきましょう。一人から、友だちと、家族まで、どなたでも参加できます!